アウトプット

ちょっとでも、なんでも、80%でもいいから完成させる事の大切さ

こんにちは!偉い人には現場の事情が分からないから教えられる機会を作れと思うはるです。

物を作るにあたって、「100%全てやりたい事を完璧に反映させた!」が出来る事って中々無いと思うんですよね。

世の中に値札付けて売られてる商品だって、想定の安い値段にするために必要部品を1級品から2級品に落としたりとか。つけたかった機能をカットしたりとか。

卒業論文書いてて、研究したかった事があったのに提出期限に間に合いそうにないからやめておくとか。

どっかで妥協しなきゃいけない場面って生きてるうえで絶対に何回も出てきますよね。

でも、妥協ってウルトラ大切だよねと言うお話をしたいと思います。

妥協して終わらせないと結果は出ない!

「足がついていないではないか」「あんなもの飾りです。偉い人にはそれがわからんのです」

アニメ「機動戦士ガンダム」にて完成度80%の兵器「ジオング」を出撃させようとするシーンでのやり取りです。

結果としてはこの足がついていない80%の状態のまま出撃し、敵の超強力兵器「ガンダム」を撃破する事に成功します。

もしこれが「100%出来るまで出撃はだめだ!」とか言われてたらガンダムは撃破出来なかった可能性もあり、被害がもっと甚大になっていた可能性があります。

「もうジオングはこれで完成!」と決めたからこそ出す事が出来た結果ですね。

出来上がる=実績

物は出来上がらないと世の中に出ていかないし、「こんなの出来ました!」とも言えないし、こういう所が良かった、悪かったという自分の反省も他者からのフィードバックも無いんですよね。

つまり、自分の商品のセールスポイントやデメリットが分からないだけでなく、次に改良品を作ったらいいのかいけないのか、価格も高すぎたのか安すぎたのかも不明となります。

実績にならないと、そこのところが見えてこない。感覚も残らない。

また、100%を目指すと、細かい点を修正し続けていく事になります。アレが気になり、コレが気になり、時間もかかります。

完成のラインは「もうこれでいいや!」

私はプラモを作ってるので、細かい場所を直したり、デカールを貼ったりするんですが「あーもうここまででいいや!」「今回はデカール貼らない!」「今回は色塗らない!」とか、よく妥協してますw

プラモって細かい作業が多いし、パーツも沢山あります。画像のガンダムを組み立てるのに、右のパーツが必要なんですが、これの他に多分100個近くはあります。ちなみに、これは組み立てて色を塗ったものです。

組み立てて色を塗って、更に汚し塗装をしたりデカールを貼ったりしたのが下の左の画像です。右側は組み立てただけのものです。

でも、どれも未完成と言えるし、どれも完成とも言えるんですよね(パーツの状態はさすがに完成ではないですがw)

下の画像は肩の角を逆につけちゃったりしてますが「もうこれでいい!」と思って完成としました。

上の画像も、色々貼ったりしようと思ったのですが「塗っただけでいいや!」と思って完成としました。

完成させた事で話せたり、フィードバックもらったり

ガンダムの方は、自分でレビューする事を目的にしていたので、組み立てと色塗りだけを行って完成させたことで「このガンプラ、こういう所がスゴイ!」というような話をすることが出来ました。

下の一つ目(グフ)の方は自分がやった事ない技術(色変更やデカール貼り)に挑戦して、人の目からはどう見えるか?という目的で作成し、完成させたものです。

「変には見えないよ」「バランスよくデカール貼ってるね」「緑色いいじゃん」みたいな感想を頂きました。

これをいつまでも「まだ出来てない、直さなきゃ」とやってたら何も感想もらえなくて、自分のモチベーションも下がってたかもしれません。

「完成」を作ろう!

プラモでも、プログラミングでも、ブログの立ち上げでも。「完璧」である必要は無いと思います。特に始めたてなんて「完璧」なんて無理です。「ここまででとりあえず完成!」でいいんです。

なにがしか形に出来れば「俺でもこんな事は出来る!」という自信になりますし「次はこうしよう」という次へのモチベーションにもなります。

だから何かを始めたならガンガン「完成」させましょう!

それではまた!


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