アウトプット

【モノの価値とは】「お金」で量れるものは形あるものだけじゃない

こんにちは!臨時収入ってあるとつい何かに使っちゃいたくなりますよね。思いがけず欲しかったゲームとプラモデルを買ってしまいました。やる時間をきっちり確保せねば!

さて、皆さんは「お金」の使い道はどうしていますか?先ほどの私のように好きなものを買ったりしますか?貯金をしますか?友達にご飯を奢ったりしますか?

基本的には「何かを買う」「誰かに渡す」「貯める(増やす)」辺りが一般的な紙幣や硬貨の使い方なんじゃないかなと思っています。

「感謝」の気持ち

「お金」は単純に授受や売買に使うだけのものではなく、そこには「感謝」の気持ちがあると考えています。

給料で考えると分かりやすいかな、と思います。会社組織に所属して、自分の時間と体をその会社が利益を伸ばすために使う。それに対し「今月もご苦労様。ありがとう」という「感謝の意」をお金という形で従業員一人一人に渡す。「感謝の言葉」だけでは組織が従業員に対する「感謝の形」にはなり得ない。言葉だけでは人間、生きていけないですからね。

もっと言うのであれば、「友達にご飯を奢る」「部下にお酒を奢る」というのもお金に感謝の意が込められています。友達や上司からゲンナマを渡されても「ありがとう!」って受け取ろうとは思わないですよね。でも「奢ってあげるよ」という形であれば、最初は「いいよいいよ」と拒否するかもしれませんが、「普段助けてもらってるし」みたいに一押しされると「じゃ、お言葉に甘えて…」みたいに受け取ってしまいます。「お金」というより「感謝」という気持ちを大きくもらってるからなんじゃないかなと思います。

「物」ではなく「気持ち」を受け取る

時々見かけるのが「友達なんだからこの作業タダでやってよ」というような言葉。本当にひどいと思います。

本当に友達だと思うならキッチリとそのスキルと作業に対する対価を感謝を込めて支払うべき。人間は霞を食って生きられる生き物じゃありません。それに、何かしらの作業を行うには当然「時間」と「技能」がどんなものに対しても必要不可欠です。時は金なりと言いますが、時間はお金で買えません(時間節約にお金を使う事は出来ますが)スキルは長い時間を費やして育まれる、その人特有のもの。その「目に見えないもの」にお金を使うことが出来ない人は「お金は物を売り買いする道具」としか見てないんだろうなと考えてます。

野菜や米なら「美味しく食べてもらいたい」本なら「楽しい時間を過ごして知識をつけてほしい」家電なら「生活に利便さを得てほしい」など、作り手の様々な思いがあるからこそ製品は出来上がります。その人たちの生活、モノづくりへのモチベーション、モノづくりの環境を整える為にもお金は必要です。お金を「ありがとう」と渡すことで作り手が活気づく。それによって私達のもとへ継続して商品が届くし、なおかつ改良されていきます。

私は丁度プログラミングスクールを始めようとしていますが、それはスクール側の「エンジニアを育てたい」という気持ちと、私の「知識を授けてくれるなんて有難いな」という気持ちが合致しているからだと思います。

お金を使って経済を回すことはとても重要ですが、じゃあどうしたら皆がお金を適切に使うことが出来るようになるか?自動車とか家とか、必ずしも高額なものでなくていいんです。自分の手を出せるところから「これってありがたいな」と感じることからなのかなと考えます。

今回はちょっとした考えのアウトプットでした。

それではまた。


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