アウトプット

「客層」に変化をもたらす。コラボ商品に見られる戦略

こんにちは!知り合いと服を買いに行った後、数年ぶりにスイーツパラダイスへ行きました。はるです。

男3人のスイーツパラダイス…これは絶対浮くぞ…女子の気にあてられるぞ…!

そう思っていたら、店内は男子率が高く、普段男女比率9:1か8:2くらいのスイパラ店内が5:5くらいにまでなっていました。

オンラインゲームとのコラボイベント

何が起きていたのかと言うと、オンラインRPG「ファンタシースターオンライン2」とのコラボイベントが実施中でした。

コラボメニューを頼むとゲーム内で使えるアイテムコードや、コースターやランチョンマットなどのノベルティが貰えるようでした。

店内を見渡すと、いかにも「めっちゃゲームやってます!」という風貌の男性陣がそこかしこ。コラボメニューもいっぱい頼まれていて、店員さんも忙しそうでした。

たまたまこんな時に入店したの、男3人で入店しても安心出来たのと同時に、女性率が普段より低くなっていたことに驚きでした。

特殊な条件で新しい「客層」を

スイーツパラダイスはメニューやイメージは元より、店内の内装も女性受けを意識して作られていて、男性だけで来て食事をするにはハードルが高い店です。

それにも関わらず、男性グループや男性一人で来ているお客さんが多かったという事は「ファンタシースターオンライン2」とのコラボにそのハードルを越えるだけの力があったという事ですね。

近頃、色んなお店でアニメやゲームとのコラボ商品を出したり、ノベルティを配ったりとやっていますが、非常にいい作戦だと思います。

私もそうですが、アニメやゲーム、漫画系が趣味の人間は、極端に言うと「好きな作品のアイテム」が出るだけでとても喜びます。

そういった人たち向けにアイテムを作り、配り、将来のファンになるかもしれない人間を呼び寄せる。

継続してファンになってもらえる様に、何週目で交換できるアイテムを変えたり、券を集めてガチャに参加できるようにしたり。

楽しい体験をさせると同時に物欲も刺激、期間内に出来るだけ来店してもらう。イベント終了後も継続して来てもらえる、新しいファンを育てる形です。

コラボが終わった後は

コラボが終わった後も「スイパラで美味しかった体験」は、行ったお客さんの中には残っています。

今回のコラボのメインターゲット層はもちろん「PSO2プレイヤー」

その中でも当然ゲームジャンルという事で男性層は多いはず。

なので「男性のお客様には特別メニュープレゼント」などのキャンペーンを打ち出して「ちょっとだけ期待を上回る」やり方をすれば、新たな継続顧客獲得に繋がる可能性があります。

まずは間口を広く開けて、来てくれた新しい層の人々をどう歓迎するか?

ヴィジョンが作れていれば、新規顧客獲得はそこまで難しくないのではと考えます。


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