こんにちは!
前回の記事ではエンジニア転職をしたいと思った理由を述べさせていただきました。
今回は「なぜそもそも転職をしようと思ったのか?」という理由についてお話しします。
結論から言うと「仕事で倒れる直前までいった」のが1番の理由ですね。
Contents
なぜ倒れる直前までいったのか?
簡単に言うと、精神的にやられたのが大きかったです。体力的には問題ありませんでしたが、色々と思い詰めさせられました。
それは職場にいることで起きる、他の人間からのプレッシャーや無茶な要求など、仕事が原因となるものと、自分自身の気持ちが原因となって自分自身を責めるもの。新しくなった職場環境によるところが大きいです。
自分自身に「無理」を強いていた
転勤して新しい部署に配属されたことで「できるだけ迷惑をかけないようにしないといけない」「まだできないことが多いのだから、時間と言う資源で埋めないといけない」「短い納期の依頼でも、対応しないといけない…」などと言う、無理して頑張るスタイルで仕事をしていました。
「無理は良くない」当たり前のことなんですが、やらなきゃいけない。迷惑かけちゃいけないって考える気持ちの方が勝る状況に身を置いていたと言うことですね。人手も足りませんでしたので。
協力会社からの無茶な要求
基本的に「協力会社が持ってきた案件に対して期日内に質問回答と見積もりを出す」のが主な仕事内容だったのですが
「顧客要求だから、次の日までにこの金額以内で見積もりを出してくれ」
「顧客要求だから、突然仕様変更になったので対応してくれ」
「あの仕様変更だが、やっぱり元に戻してくれ。そして別の仕様を追加してくれ」
など。割とやりたい放題言われることがありました。あちこちに電話やメールで確認した上で、この条件ではできないと言うと「なんでできひんねん。やれや」などと返されたりも。
元々の要求仕様を読み解くのに厄介な製品であり、仕様変更が起こるたびに工場へ変更可能か、出荷予定に間に合うかなどのリカバリーも行わなくてはならず、問い合わせの度に厄介に思うスタッフもいたので、そこでも精神をすり減らしてました。
休日も仕事のことばかり考えてボロボロに
上記の仕様変更などで、休みの日も不安になって心が休まらず。正しく情報が伝わったかどうか、それが実行されてるかどうか、何かミスってたら1からやり直せるかどうかも分からない。そんなことばかり考えていて、土日も連休も、心が平静でいられる時間が全くありませんでした。
会社に戻れば新しい仕事が届く。それがさらに悩みのタネになる。また無茶を言われる。
悪いことばかり考えるようになり、寝つきも悪くなり、好きな番組を見ても笑えない。自分の好きなことですらやる気にならない。過呼吸を起こすこともありました。
最終的には奇声を発したり奇行に及ぶようになり、医者へ相談したところドクターストップがかかりました。
休職となってから
ドクターストップで1ヶ月休職となって、最初の方は「会社に行かなくていい!仕事しなくていいんだ!」と、凄く気持ちが楽になったことを覚えています。
様々な重圧から解放されたことで、ゲームやプラモ製作などの趣味を楽しめるようになり、しばらくはそれらを楽しんでいました。
ですが、もう2度と同じような体験をしたくないので、似たような経験をされた方々のことや、転職するとしたらどんなことをするべきかも調べていくことに。
単純にググったり、初めてオンラインサロンに所属したり、本を読んだりと、調べ方は色々でした。
「パワハラにあっているけれど辞められない」「長時間の残業だらけで毎日が辛い」「会社に行く途中で動けなくなった」などの辛い体験記があり、そういった出来事がキッカケで新しく何かを初めて、だんだんとその新しい方向にシフトしていく形で転職や事業立ち上げを成功させたと言うものがいくつもありました。
先人が具体的な道筋を書き残していて、それである程度の時間をかけて実際に状況を好転させているいのだから間違いはない。自分も真似をすればできるとの考えに至りました。
休職が終わってから
休職が終わってからしばらくは時短勤務でした。通常勤務に戻った後は内勤となったものの、外勤手当とみなし残業がなくなり、休職期間の欠勤も合わさって収入もボーナスもダウンです。
このときに「転職してやる」と言う思いは強まりました。真面目に言うことに従ってたのに減給処分されたも同然です。
同時に「会社に生殺与奪権を握られているな」とも感じました。会社側のさじ加減ひとつで、個人の扱いなんかどうとでもされるなと。
先ほど調べた中で、せどりやブログ(アフィリエイトなどの広告収入)、プログラミングなど、いくつかの手法で稼ぐやり方がありましたが、その中で自分に合っていそうなプログラミングで転職をすると言うことが、手に職を持ちつつ、今より時間とお金に自由を持たせられると思いました。
プログラミングスキルがついたとしたら?
IT技術者は今後、ますます必要とされる職種であるのに、2025年には43万人の人材不足となると言われています(ソース:IT人材不足が約43万人に拡大する2025年に向け、DXを支える開発者に快適な環境とツールが必要な理由)
つまり、悪くてもある程度のスキルさえ持っていれば、食いっぱぐれの無い職種となります。
2020年から学校教育でプログラミングに関する授業が義務化されることもあり、教育指導ができる知識があるだけで重宝されます。教員の多くは、HTMLと言う言葉くらいは分かると思いますが、専門的に学ぶ機会が無いとその手の知識は増えません。教えるなんて到底無理です。
実際に私もHTMLに付随するCSSですら知らなかったわけですから。
大多数の人間が知らなくて、なおかつ必須とされている分野なので引く手数多となるのは間違いありません。
ある程度、会社に所属して研鑽を積んだ後に独立しても活躍しやすい状況でしょう(その間に人と繋がる活動は必要ですが)
転職を決めた理由のまとめ
なぜ転職を決めたのかと言う理由をまとめると
・今の会社から脱却したい(給与面、仕事内容)
・自活できるスキルを身に付けたい
・今後、必須となる分野なら食いっぱぐれが無い
主にこういった内容ですね。
今回の内容で言うと、一番上の「脱却」が一番大きな理由です。
今の会社にいても割に合わないし、自分自身の生活もスキルも良くなるビジョンが見えない。飼い殺しにされている現状がある。
そう言う風に感じる出来事があったからこそ、とも言えますが…
次回は、プログラミング学習を始めてから生活や環境にどのような変化があったかについてお伝えします!