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商品の「飾り付け方法」について思う事

今日はちょっと、自分が考えた事について発信をしたいと思います。いや、いつもアレコレ考えて記事を書いていますけれども(笑)

私、趣味で模型を良く作っています。ガンプラ(ガンダムのプラモデル)を主に作っていて、時々戦車や他のロボットを作るのですが。今日は模型制作室の店長さんと、その展示会での飾り付けについて意見交換してきたので、その事についてお話ししようかと思います。

「飾り付け」「見せ方」という意味ではお店のショーウィンドウやデパートの陳列なんかにもかかわってくるのかなと思います。

アクセサリがあって、物はより輝く

例えば「ガンダム プラモデル」でgoogle画像検索してもらうと、ズラーっと色んなガンダムのプラモ写真が出てきます。何もない空間にこんな風にガンダムを置いていくと「おー、ガンダムや」とか「沢山あるな!」みたいな感想が出てくると思います。

しかし、大勢人が集まる中で、全部のグループが同じように「机の上」で「白い背景」に「ガンダムをポンと置いて並べる」とやっていくとどうでしょう。1個1個は違うものがあるかもしれませんが、ある意味没個性となってしまい、インパクトが強くないと思います。

ではどうやったら見に来て頂いた方をより楽しませられるか?インパクトを植え付けられるか?といった時に「台座」を付けるとインパクトが一気に増すよね、という話をしました。

今度は「ガンダム プラモデル 台座」で検索してもらうといくつか丁度良い画像が出てきます。「ポン置き」と何が違うかと言うと、モノ自体に「雰囲気」と「特別な空間」を与えているんですよね。

視界にも入りやすいし、「これはなんていう名前のガンダムでどんなシーンです」みたいな事を言葉や口でわざわざ伝える必要が無い。なんとなくでも「うぉすげぇ!他のとは違う!」と思ってもらえて、写真も撮ってもらいやすい。見る角度でどんなシーンなのか変わったりもしてじっくりと眺めてもらえる。訴求力が高くなるんですよね。

自分のアピールしたい物を覚えてもらう努力

作品コンテストで「これじゃガンダムじゃなくて台座のコンテストになってるじゃないか」なんて不満があったりします。

だけど、実際に「台座」があるか無いかで見てみたらどっちにインパクトがありますか?作品の言いたいことが伝わりやすいのはどっちですか?と突き詰めていくと「台座」がある方に軍配が上がるんですよね。そもそもからして「台座」も作品の一部となっていますし、手間暇かけた方が作品のクオリティも上がるんです。

デパートなんかへ行っても同じで、全身マネキンに単純に上着とスカートだけ被せるよりは、上着とスカートの色合い、スリッとの場所、袖を捲るか捲らないか、時計や帽子やハンドバッグを持たせたりするのか、等で見るお客さんの印象も変わりますよね?更には実際に買うとなった場合に、帽子もついでに、なんて言ってくれるかもしれません。

また、単純に並べるよりはいくつかの種類の台をつけて高低差を出し、立体感を与えて更なるインパクトをお客さんに与え、目を楽しませると同時に商品アピールをするわけです。

「ズルい」じゃなくて「差別化を図る努力」なんですよね。やった結果、上手くいかなかったという場合もあるでしょうが、それは次への改善点とすれば良いのです。やって無駄になる事はありません。

 

今回は自分の趣味も交えて、商品アピールの事をお話してみました。何かちょっとでも考えていただくことがあれば幸いです。

それではまた!


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